本日、株式会社サービシンクの名村さんと株式会社アイムービックの町田さんによる、ディレクター談義の第2回目がオンラインで開催されました。
そして、先ほど終わりまして、とても有意義な内容だったので、頭の中を整理するためにブログに書かせていただきます!
テーマは「100%オンラインでweb制作ディレクションどうします?」という内容で、名村さんと町田さんが会話形式で自社での取り組みやテレワークになってからの気づきなどをお話してくれました。
皆さんにご紹介したいことはたくさんあるのですが、今回は特に勉強になったことと、それに対する自分のアクションをセットでご紹介します!
Web会議について
Web会議の課題
Web会議ってなんだか疲れる・・・
- Web会議はコンマ数秒の遅れがある
- 人と話し始めが被る
- 話が終わったかどうかがわかりにくい
- 電話では疲れないのにWeb会議で疲れるのは、映像があるが故にコンマ数秒のずれが気になるのかも
快適なWeb会議のために明日からできるアクション
お二人の話を聞いて私が実践しようと思ったことは以下です。
- わかりやすいリアクションをする(頷きなど)
- マイクをオフにしないで、声を出して反応する(「わかりました!」「承知です!」)
- 話し終わったら「以上です」という
- マイクの近くで話す、マイクに声を乗せることを意識する
- リアルのコミュニケーションとは違うと意識して会話する
私の会社では、全員ビデオオフ、喋っている人以外マイクオフです。
そのため、どんな表情で聞いているか、ちゃんとわかっているか、次の議題に進んでも良いかわかりにくいときがあります。
私自身もマイクをオフにして反応しないこともあるので、GW明けのミーティングはちゃんとマイクをオンにして話している人に反応することを意識していきたいと思いました。
働き方について
テレワークになったことによる課題
人とのつながりの薄れ
- テレワークだと新卒の社員が社内の雰囲気を知ることができない
- 繋がりがなくなると会社への帰属意識が薄れるのではないか
- オンラインの雑談部屋を作ったがあまり反応がなかった
- オンラインランチ会は週1回している
- 今は報連相<雑相(雑談&相談)といわれている
テレワークでの評価
- やる気がでずらい、さぼってしまう
- 逆に休むことを忘れて仕事してしまう
- 自律できる人しかテレワークできない
- テレワークで作業している過程が見えない分完全成果主義になってしまう可能性がある
- 一方で日本の企業は成果が出ていない社員をいきなりクビにできないので、今後企業側が辛くなるのではないか
- オフィスにしろ、テレワークにしろ、常にみられている状況の方が、プロセスを評価してもらえるので自分を守れるのではないか
- ディレクターもデザイナーもコーダーも定量的に評価しにくいので成果での評価が難しい
- 今後社員全員フリーランス化する可能性もある
- 1人1人がプロフェッショナルで自律して行かなければならない
- ポジティブに諦める 時代と共に働き方が変化することは変えられない、どうしようと言っても状況が変わらないなら「しゃなーいからやるか!」となれる思考を持つ(名村さんのブログに詳しく書かれております)
テレワークでの働き方で意識するためのアクション
お二人の話を聞いて私が実践しようと思ったことは以下です。
- テレワークでも社内の誰かと繋がっている意識をしてもらうための機会創出(ランチ会、飲み会、朝会、雑談会、面談などなんでも)
- 目線を上げる
経営者目線で…とまで行かずとも、最低限自分のお給料はどういう流れでもらえているかを意識する(依頼があって、価値を提供できているから給料をもらえているということ) - 自分が価値を提供するためにはどんなスキルが足りないか常に考えてスキルアップし続ける
自分がフリーランスだとしたら継続してお仕事をもらえているような振る舞いができているか・価値を会社に提供できているか意識する
テレワークで必須のツールについて
ツール導入の課題
クライアントのリテラシー
- アカウントがないと使えないツール、何かをDLしないと使えないツールは使いにくい(使えないクライアントがいる)
- クライアントのリテラシーが低いときにどうサポートするか
- クライアントによって「これは使える」「あれは使えない」など様々なので、ツールをまとめることができない
- Slackは画面共有が全画面表示のみなので使いにくい
- Zoomが安定していた
- GoogleMeetできないクライアントがいた
会話に出てきたツール
- Slack
- GoogleMeet
- Zoom
- LINE(最近画面共有できるようになった)
- Whereby
- discord(ゲームする方がよく使う)
- BackLog
ツールに関する今後のアクション
お二人の話を聞いて私が実践しようと思ったことは以下です。
- クライアントからどのツールを指定されても使えるように一通り使ってみる
- BackLogを使ったことがないので使ってみる(弊社はRedmine Lychee)
まとめ
まだまだご紹介していないことがたくさんあるんです。
(自分の売り上げの粗利が会社員の給料の3倍になっているか意識するとか、メーリングリストでみんなに返信したら反応を返す文化が根付いた話とか…でもそれはまた別の機会にします!)
とても楽しかったです!あっという間の2時間。
チャットで他の参加者の方の情報も知れて、とても勉強になりました。
ディレクター談義は今後も定期的にやってくださるそうです!
お二人ともとても尊敬するWebディレクターさんなので身近に感じられて嬉しかったです。
▼前にアドバイスいただいたツイート
特に大きいサイトの場合、ワイヤーフレーム書く前に、サイト全体のコンテンツをざっくりリストアップする所から始めるのをお勧めします!
— 町田祐一郎@Webディレクター (@netacho) April 19, 2020
町田さん繋がりで拝見しました。
千本ノックと思っているならその通りです。
アドバイスはいくらでもできるのですが、繰り返して失敗をして「自分の肌に馴染む」方法を身につけるべきだと思います。
失敗したら改善方法を考え抜いてみてください。それが身につくと応用がいくらでもできます!— 名村 晋治@Webディレクター25年目 (@yakumo) April 19, 2020
私もお二人のように誰かに有益な情報をアウトプットできる存在になれるよう、頑張ろうと思えました!
名村さん、町田さんありがとうございました!