みなさんこんにちは!
本日開催された「未経験から始めよう!Webマーケティングを仕事にするセミナー」に参加してまいりました。
3時間あっという間!
そして今の自分が欲しかった情報満載で今後のことを考える上でとても勉強になりました。
このブログではウェビナーの内容の一部に自分の今後のアクションを追加してご紹介します!
私と同じようにマーケティング学習されている方の気づきになればと思います!
Webマーケティングとは(氷犬さん)
Twitterでフォローさせていただいていた氷犬さんが最初にWebマーケティングの概要を説明してくださいました。
Webマーケティングとは
すばり、Webで集客すること!
人が何かものを購入するときは
商品について知らない→商品について知っている→その商品が欲しい→購入!
という流れです。
この「知らない」から「欲しい」までを作るのがマーケティングです。
つまりWebマーケティングは「知らない」から「欲しい」をWebを使って作っていくことなのですね。
ちなみに「欲しい」→「購入!」が営業の仕事になります。
Web集客とWeb接客
Web集客は聞いたことありましたが、氷犬さんは「Web接客」という言葉を使われていました。
Web集客 … SEO 広告運用
Web接客 … UX改善 Web解析 コンバージョン改善
集客しないと何も始まらないので集客する方が圧倒的に多いとのことです。
Webマーケは人のために勉強すべし
氷犬さんはこのセッションの最後にとても大切なことをお話しされてました。
Webマーケティングは誰かの役に立つために学ぶという意識を持つことが大切
この意識が抜けていたので、とても大事なことに気づかされました。
気づきと今後のアクション
私は今行政サイト専門のWebディレクターなので、仕事でWebマーケティングのスキルをつけられないため、休みの日に独学で勉強しているのですが、マーケティングを勉強しているのは正直「自分のスキルアップのため」でした。
また今独学でWeb広告運用の学習をしていますが、実はWeb接客(UX改善、アクセス解析、コンバージョン改善)の方を勉強したいのかもという気づきもありました。
本業の行政サイト制作は正直集客はあまり関係がなく…(何か情報が探したい市民・町民が探しやすいWebサイトを作る方が大事!)
UI/UX改善や「このコンテンツがたくさん見られているからトップページのわかりやすい所に設置しましょう」のような提案ができる方が本業にも生きてくると思いました。
- 広告運用だけでなく、UI/UX改善やアクセス解析の勉強も並行して行う
- Webマーケティングを通して、誰にどうなって欲しいか今一度考える(明日考えようっと!)
SEOの基礎と仕事への活かし方(氷犬さん)
主にSEOのWebマーケターをされている氷犬さんがこちらもお話くださいました。
SEOとは
SEOとは検索エンジン最適化のこと。
検索で上位に出すための施策・技術のことですね。
検索エンジンとはユーザーとWebサイトをマッチングさせるための仲介者の役割を持ってます。
GoogleとかYahooとかのことですね!
SEOのお仕事
SEOコンサル
契約は単発のものもあれば、3〜6ヶ月、1年のものもあるそうです。
成果が納品物なので未経験からだと辛いとのこと。
成果が納品物って…今まで経験してこなかったので…こ、怖い;;
コンテンツ制作
ブログの記事などコンテンツが成果物になります。
たまにクラウドワークスでWebディレクターの案件を探しているときに
「コンテンツディレクター募集!ライターさんへの指示を出すだけ!」
みたいなものが出てくるのですが、このコンテンツ制作のディレクターのことを言っていたんですね!
金額はピンキリだそうです。
他にもSEO分析ツールを開発するという道もあるそうです!
未経験でSEOマーケターになるには
成果が納品物なので、未経験からマーケターになるのはおすすめではないようです。
でも学習すること自体は以下の理由からやりやすいとのこと。
- 体系化されて学びやすい
- 再現性が高い
コンテンツを作る力は身に付けた方が良いのですね。
気づきと今後のアクション
もともとSEOマーケターになるつもりではなかったですが、自社サイトのブログを担当させてもらっているので、「SEOは勉強しなきゃなー」と思っていました。
本も読んで、このようにブログも開設したけど、後回しにしてしまっていた分野でした。
ですが、氷犬さんの「学びやすい!」という言葉のおかげでまた頑張ろうと思えました^^
未経験からWebマーケのお仕事(カトヒサさん)
続いてはインハウスマーケターのカトヒサさん。
このウェビナーで初めて「インハウス」という言葉を聞いたのですが、「企業でWebマーケターとして働かれている方のこと」をそう呼ぶようです。
カトヒサさん見た目はお若いので43歳と聞いて驚きました。
そして40代未経験でWebマーケターとして転職されたようです。
このウェビナーは参加者が質問をチャットに書けるので
「30代なんですが転職って厳しいでしょうか…」のような質問が複数あったのですが、
カトヒサさんの「40代でもできたんだから30代なんて全然若い!」というお言葉に勇気をもらった人もたくさんいたかと思います。
すごくかっこいいなと思いました!
薄いと思われたスキルがマーケターになって生きてきた
カトヒサさんは前職をやめてから以下のような色々なことを勉強されていたそうです。
- Web制作(コーディング)
- Webデザイン
- グラフィックデザイン
- ブログ
その広く薄いスキルがマーケターになって役に立っているとおっしゃっていたのが印象的です。
(フリーランスとしてそのスキルを使っていたようなので、私個人的には全然薄いスキルではないように感じましたが…笑)
ブログなどで得たライティングの経験はFacebookやメルマガの運用に。
サイト制作やWebデザインのスキルは自社サイトの改修に。
グラフィックデザインのスキルはパンフレット作成に生きてきたようです。
40代未経験でも転職できた理由
ずばりできる人がいないから!らしいです。
1つ1つのやっていることのレベルは高くないかもしれないが、やることの範囲が広いので中々やりたい人がいないとのことです。
新人教育する余裕もないので、少しでも知っている人を雇った方が企業側にメリットが大きいんですね。
気づきと今後のアクション
カトヒサさんは「ブログ+α」の取り組みをおすすめされていました。
例えばブログとプログラミング、ブログとデザイン…のような感じですね。
文章を各スキルの大切さを教えていただきたきました。
- 人の心を動かす文章術を学ぶためにブログを続ける
- ブログと+αのスキルをつける。プログラミングはやっていたので、デザイン(UI/UX改善)を学ぶ
- 何か始める時に「20代前半だったら挑戦したんだけど〜」なんて言い訳しない。何歳でもできる。自分次第だというマインドを持つ!
運用型広告について(ヤマシタナオトさん)
続いてはWebマーケターのヤマシタナオトさんからの運用型広告についてのお話。
札幌市のご出身だそうで勝手に親近感^^(筆者は札幌在住)
今まさにリスティング広告のキーワード選定や広告文の検討をする練習をしていたので、とても興味深いお話でした。
リスティング広告とは
ユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告。
ニーズがある見込み客だけにアプローチできるのが特徴です。
これは初めて知ったのですが、検索時間の約10%しか検索一覧画面を見ていないそうです。
残りの90%はコンテンツの閲覧している時間だそうです。
コンテンツ閲覧している時の方が割合が多いので、「ディスプレイ広告」を使ってコンテンツにも広告を表示させるような、検索連動とディスプレイ広告のダブル使いがいいみたいです。
広告運用の具体的なお仕事
ヤマシタナオトさんは以下のようなお仕事をされているようです。
- キーワード選定
- 入札調整
- 除外キーワードの追加
- 広告文の作成
- 広告文のABテスト
- 予算の調整
- 配信の調整(例 男性だけに配信、夜に配信…など)
そしてヤマシタさんのお話ですごいなーと思ったこと、それはコンペは受けないということです。
紹介などで案件を獲得されているそうです。本当にすごいと思います。
営業マン時代にプロポーザルやコンペによく出ていました。
ダメだった時に本当に時間の無駄だったと毎回思うので、ヤマシタさんのご意見すごく共感できるのですが、営業数字が行っていない時などは時間の無駄になりそうでも率先してコンペに出たいたことを思い出しました。笑
気づきと今後のアクション
広告運用を生業にされている方の仕事のお話を聞けたのでとてもイメージが湧きました。
- 広告運用の勉強を引き続き頑張る
- できることならマーケティング合宿にいきたい(願望)
マーケティング合宿というものをやられているそうです。
オンラインでやられているマーケティング合宿もあるそうですが、できることなら現地に行きたいな〜。
アフィリエイトマーケティングについて(テツヤマモトさん)
アフィリエイトマーケターをされていたテツヤマモトさん。
アフィリエイトは知っていましたが、アフィリエイトマーケターという職業があることを知らず…;
本当に新鮮で勉強になることばかりでした!
アフィリエイトマーケターのお仕事
アフィリエイトのマーケターさんは以下のようなお仕事をされるようです。
- 仕組みづくり(アフィリエイターに何%あげるかを決めるなど)
- 検索エンジンからブログを探す
- 契約提携
- 分析を行う(どのアフィリエイターが売上高いか など)
今までアフィリエイター目線でしか考えていませんでしたが、企業側もどうしたら沢山のアフィリエイターが記事を作ってくれるか、どうしたらより購買にいたるのかを考えているんですね!
アフィリエイトマーケティングのメリット&デメリット
メリット
- 即効性がある(ASP使ったら一気に沢山のアフィリエイターと提携できる)
- スキルがいらない
- リスクが低い
- ブランド認知
- 第三者意見をもらえる
デメリット
- 利益が出しにくい(ASPとアフィリエイターを通しているのでコストかかる)
- 地味・・・(やりたい人が少ない)
アフィリエイトマーケターになって身に付くスキル
- 圧倒的なグロース経験実績
- BtoB営業(ASPでもアフィリエイターでもビジネスやっている人が何を考えているかを知ることができる)
- マーケの広い知識考え方
- SEO (どんなサイトが強い、どんなキーワードから売上が立つかを学べる)
- PR (アフィリエイターにより取り扱ってもらえるようにキャンペーンを考える)
特にあっとい的なグロース経験実績、これが本当にすごいとおっしゃっていました。
その経験を元に転職(引き抜き?)された方もいて、夢がある職業だという話もチャットで出ていました^^
テツヤマモトさんはアフィリエイトマーケターのやりがいは「爆発力」とおっしゃっていました。
もちろん売上を爆発させるためには、地道な努力が必要なのかもしれませんが、未経験でもできるとのことなので、アフィリエイトマーケターからWebマーケティングを始めるのも面白そうと感じました。
気づきと今後のアクション
テツヤマモトさんは本の紹介をしてくださったので、まずはその本を読んでみようと思いました。
そして読んだだけではなく、アウトプットして自分のものにしていくことも同時にした方がよいということもおっしゃっていました。
- 沈黙のWebライティングを読む
- マーケティングの思考力トレーニングを読む
- 「#マーケティングトレース」でTwitter検索しいろんな方の投稿を見る
SNSマーケティング(ショーヘーさん)
最後は東京フリーランスのCMOであるショーへーさんはSNSマーケティングについてお話してくださいました。
デイトラとかやっていたわけではないのですが、よくプログラミング勉強していたときに東京フリーランスのYoutubeを見ていて、実はとてもお世話になっていました。
東京に住んでいるわけでも、フリーランスになるわけでもないけどLINEのお友達登録したりして…笑
なのでデイトラのSNSを活用したマーケティングというのはとても面白いおはなしでした!
SNSマーケティングの良さ
- 資産性(広告はお金を投資しなくなったら終わり)
- 成長性
- 無料
- 双方向性(レスポンスが打てる、親密性)
- ブランド価値が上がる
- スピーディー(ブログのようにがっつり書かなくてもいい)
- インサイト(潜在層にもリーチできる、検索はニーズが健在化しているが、SNSは興味がなかった人にもリーチできる)
- 拡散性
確かにTwitterのタイムラインに流れてきたのがきっかけで購入したものとか…あるな〜と思いました。
フォロワーを増やすよりもより広がる仕組みをつくる
ショーへーさんのお話聞くまでフォロワー増やしてなんぼだと思っていました。
よくTwitterでも「6月末までにフォロワー1000人目指します!」という方がいますよね。
自分のツイートを1000人に見てもらえるんだからそりゃフォロワー多くする必要があると思っていました。
でもそんなことないんですね。
自分の声を大きくするのではなく、広がる仕組みを理解することが大切だと気づかされました。
従来の広告は発信元がカスタマーに情報を伝達する、1対1のやり取りが主でしたが、今は発信元がカスタマーに、そのカスタマーが違うカスタマーに、そしてそのまたカスタマーが違いカスタマーに・・という形でどんどん広がっていきます。
SNSのメリットの拡散性ですね。
そのためエンゲージメントの高いファンがいること。
自分の情報を広めてくれるファンを増やすことが大切だとおっしゃっていました。
ターゲットにすべきはフォロワー2万人のインフルエンサー?フォロワー300の一般人?
一見フォロワー2万人のインフルエンサーに向けて発信した方が、口コミが広がりやすそうですが実は違うんですね〜〜。
Twitterのフォロワー2000人以上は全体の約6%しかいないのに対して、フォロワー500人以下は60%ほどいるようです。
知らなかったのですが、以外とインフルエンサーって少ないんですね!
Twitterやっている人の多くはフォロワー500以下。
そしてそのフォロワーのほとんどは友人や職場の人や家族など身近な人の可能性が高いです。
その方に向けて発信し、リツイートされたら、その人の身近な人に拡散されるわけですね。
身近な人がおすすめしている物の方が流行りすいというデータもあるそうなので、より拡散される確率があがるんですね。
一方でインフルエンサーはあまりリツイートやフォローってしないですよね。
お金をもらっている場合、リツイートしたり、「#pr」つけて投稿してくれたりしますが、広告ではない商品のPRは中々してくれません。
そのため、多数派であるフォロワー500人以下の方を大切にする必要があるんですね。
ショーへーさんはこうもおっしゃっていました。
発火点になってくれる濃いファンを作ることが大事。
発信したサービスをとても良いと思って拡散してくれるコアなファンを作ることが、SNSマーケティグでは大事なんですね!
気づきと今後のアクション
本当はデイトラの事例を元にSNSマーケティングについてご紹介してくださったのですが、ここではあえて紹介しないでおきます。
ウェビナー参加者の特権ということで…。←
- コミュニティマーケティングの本を読む
- 拡散できるというSNSの強みを活かした施策を考える
もし今後自分がWebサービスをPRする時には、どうしたら拡散されるかを考えて発信していこうと思いました。
感想
とても有意義な3時間でした!
まず、みなさんプレゼン力がすごいです。画面越しとはいえ400人の前で、とてもわかりやすい…。
あっという間に時間がすぎました。
将来マーケターを本業にするか、マーケティングに詳しいWebディレクターを目指すかまだ考えきれておりませんが、自分の将来を考えるための情報をたくさん与えていただきました。ありがとうござました。
また第2弾あったら参加したいです!
聞いて満足ではなく、明日から今後のアクションを意識してマーケティングの勉強頑張ります!