Webマーケティング

【知っておきたいWeb用語】CPC?CTR?間違えやすいWeb広告指標の覚え方

ディレクター
最近Webマーケティングの勉強も始めたけど、CPCとかCPAとか全然覚えられない…

Web業界が未経験の方は単語の意味を覚えるまでが大変ですよね。
使っていくうちに覚えていくものですが、「そんなの待てない!今すぐ身に付けたい!」という方のために、Web広告でよく使われる指標の解説と違い、覚え方をご紹介します!

 

IMP数(表示回数)

IMPってどんな意味?

インプレッション数とは広告がユーザーに表示された回数のことです。
英語で「impression」と表記するので、「IMP(imp)」や「imps」とも呼ばれます。

基本的にはページビュー数(PV数)と同じで、表示されたら1回とカウントします。

IMP数の覚え方

こちらはツイッターで覚えてみましょう。
ツイッターにはインプレッション数を確認できるところがあります。

ツイートがどのくらいツイッターユーザーの方々に表示されたかがわかります。
実際に体感して覚えましょう!

 

CPM(インプレッション数1000回あたりの広告費)

CPMってどんな意味?

CPMとは「Cost Per Mille」の頭文字を取ったもので、インプレッション数を1000回あたりの広告料金のことです。

CPM(円) = 広告掲載費(円) ÷ インプレッション数(回) × 1000(回)

 

CPMの覚え方

「Mille」はローマ数字で「1000」を意味します。
「1000」といえば「インプレッション数」と覚えましょう。

 

CTR(クリック率)

CTRってどんな意味?

CTRとは「Click Through Rate」のことで、Webページ上に広告が表示された回数のうち、広告がクリックされた回数の割合のことです。

CTR(%) = 広告のクリック回数(回) ÷ 広告の表示回数(回) × 100

 

CTRの覚え方

まず、「R」はRate(レート)のことです。Rが出てきたら割合、つまり単位が「%」になります。

広告がクリックされた割合。
うこくが くりっくされ 割合と覚えました!
(C)           (T)    (R)

 

CPC(クリック単価)

CPCってどんな意味?

CPCとは「Cost Per Click」のことで、ユーザーが広告を1回クリックするのに必要な広告費のことです。
主に広告掲載後の効果測定で使われる指標で、最終的にかかった広告費をクリック数で割ることで算出できます。

CPC(円) = 広告掲載費(円) ÷ クリック数(回)

広告がクリックされるということは、つまりサイトに訪問したということになります。
サイトへの訪問者を1人獲得するためにどのくらいのコストがかかっているかがわかります。

 

CPCの覚え方

「P」は「Per」のことで、「〇〇あたりの△△」という意味になります。

1クリックあたりの広告費。
1リック あたりの うこくひ。
(C)               (P)             (C)

このように覚えましょう!

 

CPA(顧客獲得単価)

CPAってどんな意味?

CPAとは「Cost Per Acquisition」のことで、商品購入や会員登録などの利益に繋がる成果1件を獲得するのにかかる広告費のことです。

CPA(円) = 広告掲載費(円) ÷ コンバージョン数(回)

このコンバージョン数は先ほどの説明にもある「商品購入や会員登録などの利益に繋がる成果」をさしています。

 

CPAの覚え方

「P」があるので「〇〇あたりの△△」ということを指していることがわかります。
「A」は「Acquisition」の頭文字で、意味は「獲得」です。

成果1件 あたりの 広告費のこと。
(A)            (P)             (C)

CとAを並び替えて、もしくは逆から読んでCPAと覚えましょう。

 

ROAS(売上に対する費用対効果)

ROASってどんな意味?

ROASとは「Return On Advertising Spend」のことで、売上に対する広告費の費用対効果を示す指標です。

広告経由の売上を広告費で割った値がROASです。

ROAS(%) = 広告経由の売上(円) ÷ 広告費(円) × 100

広告出稿したことで50万円の売上が上がったが、広告費が50万円だった場合、ROASは100%ということになります。
この100%が1つの基準になり、100%以下だと売上が広告費用を下回っているということになります。

このようにROASを算出し、売上への貢献度の低い広告出稿を洗い出せれば、どこを削るか検討しやすくなるというわけです。

 

ROASの覚え方

「AS」は「Advertising Spend」のことで「広告費」と訳します。

「R」は「リターン(Return)」のことです。

広告  して、どのくらい売上が返ってきたか
(AS)   (O)                                (R)

ASとOとRを並び替えて逆から読んでROASと覚えましょう!

 

ROI(利益に対する費用対効果)

ROIってどんな意味?

ROIとは「Return On Investment」のことで、日本語に訳すと「投資利益率」になります。

企業が投下した広告の費用に対して、どのくらいの利益を得られたかという割合を示します。
先ほどやったROASに似ていますが、ROASは売上に対する費用対効果、ROIは利益に対する費用対効果のことです。

ROI(%) = 利益(円) ÷ 広告費(円) ×100

利益を分解すると

ROI(%) = [売上(円)−広告費(円)] ÷ 広告費(円) ×100

になります。

投下した広告費よりも利益が低い、つまり赤字の場合はROIがマイナスになります。
ROIを見ることで広告の利益に対する貢献度がわかります。

 

ROIの覚え方

「R」はROAS同様「リターン(Return)」のことです。
「I」は「Investment」のことで「投資」という日本語訳になります。

投資  して、どのくらい返ってきたか
(I)       (O)                                  (R)

逆から読んでROIと覚えましょう!
だんだん覚え方が雑になってきましたね…)

 

まとめ

英語の意味を理解しながら、その言葉の意味を覚えた方が覚えやすいと思います。

RはReturn(リターン)かRate(割合)
PはPerで「〇〇あたりの△△」
CはClick(クリック)かCost(広告費)

この辺りは複数のワードに出てくるものなので、覚えて置くとよいです。

単語を覚えるだけでなく、それを活用して初めて役に立つので、別の機会に活用法についてもご紹介します!

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