Webディレクション

自治体サイトの制作ディレクターになって良かったこと&大変なこと

私は現在自治体サイト専門のWebディレクターとして、市区町村サイトを制作しています。

未経験からいきなり自治体サイトのWebディレクターとして転職したので「民間企業さんのサイトを作ってみたい!」という思いもありましたが、今は1番最初に自治体サイトの制作を経験できたことは良かったのではないかと思っています。

今回は未経験からWebディレクターを目指している方に、自治体専門のWebディレクターもなかなか良いかもと思ってもらえるように、この仕事の良いところをご紹介します
もちろん良いことばかりではないので大変だったことも合わせてご紹介します^^

少しでも多くの方がこの仕事に興味を持ってくれたら嬉しいです!

 

自治体サイトとは

最初に自治体サイトについて簡単にご説明させていただきます。

〇〇市や〇〇町など皆様が住んでいる市町村には必ず公式のホームページが存在しています。

引越しや結婚、出産など戸籍や住民票の手続きをするとき、ゴミ出しの曜日を確認したいとき、何か助成・手当てをもらいたいとき…等、皆さんが生活していく中で必要な情報が集まっているサイトになります。

PV数やお問い合わせの数ではなく、ユーザーが情報にたどりつきやすいか&情報が十分にあるかが非常に大事になります。

▼前回書いたブログも合わせてご覧ください!
【ステキな自治体サイト】見ていて楽しいオシャレな行政サイト4選

 

自治体サイトのWebディレクターになって良かったこと

業務を通してネットワークの知識を覚えられる

自治体にはLGWANと呼ばれる行政専用のネットワークがあります。
私たちがいつも使うインターネットとは切り離されている閉域ネットワークです。
個人情報を扱う場合はこのLGWANというネットワークを使って業務をされています。

また、インターネットに繋ぐときは各都道府県ごとのセキュリティ施策を施したセキュリティクラウドと呼ばれる環境を経由して接続する必要があります。

以上のようにいろいろと特殊な部分があるため、ネットワークの流れを明確にし、適切な情報を設定してもらわないとサイトが公開されない…というわけです(恐怖)

IPアドレス、WAF、CDN、DNS、フェイルオーバー、SSLなどのワードは自然と覚えることになったので良かったと思います^^

▼このようなネットワーク系のワードの意味を覚えたい方は是非過去のブログもご覧ください!
駆け出しWebディレクターが知っておきたい重要ワード120

ページ数が多い案件を経験できる

自治体サイトは本当にページ数が多いです。
大規模な自治体だと1万ページくらいになります。

既存サイトからデータのお引越しをすることが多いのですが、引越し作業で数ヶ月かかります。

データのお引越しのハンドリングがとても難しく、顧客と担当部署とのやりとりはかなりハードです。
ただ、このような経験は中々できないと思うので、経験値を増やすという意味でも自治体サイトのディレクションができて良かったと思います。

お客さんと長くやりとりするので仲良くなれる

自治体サイトは平均6ヶ月ほどかけて構築していきます。
お客さんと毎日やりとりしていくと接触回数が増えるので仲良くなることが多いです。

半年間の間で苦楽を共にした仲なので、公開したときなんとも言えない達成感と寂しい気持ちが出てきます。
(私だけかもしれませんが…)

ちなみに、お客さんとはコロナの影響もあり基本的にはオンラインで打ち合わせを行っています。
出張で訪問するよりも気軽に会議を開くことができるので、今後どうなるか分かりませんが対面とオンラインをうまく使って効率よく会議を実施したいと思ってます。

 

自治体サイトのWebディレクターになって大変だったこと

業務を通してマーケティングの知識が身につかないので自分で勉強するしかない

自治体サイトなので、コンバージョンという概念がありません。
かつ、広告出稿もないため、仕事の中でがっつりマーケティングのスキルを使うことはあまりないです。
(マーケティングというよりはUI/UXの知識の方が重要ですね)

案件によってはGoogleアナリティクスを使って既存サイトのユーザーの行動を分析をすることもありますが、非常に稀です。

そのため「民間企業のサイトを制作するときにWebマーケティングの知識がないとまずい;」と思い、現在勉強中です。
本業の中でスキルを使う機会があれば習得も早いと思います!

\お世話になっているWebマーケティングのスクールです/

CMSの使い方を覚えなければならない

自治体サイトは基本的に独自CMSを使って構築をしています。
そのため、入社してすぐはひたすら独自CMSの使い方を覚えていました。

お客さんに聞かれたときにCMSの使い方を答えられないと効率悪いだけではなく、信頼を落とすことになるので入社直後猛勉強しました。

家に帰ってから自社で制作した自治体のサイトを見てどんな機能があるかインプットしたり、先輩が作成したサイトの結合テストをやらせてもらったりとかなり注力したことを覚えています。

1度覚えてしまえば楽なので、最初の1年間くらいは頑張りましょう!

 

まとめ

正直入社した当初はイメージしていたディレクター像と違っていて、「本当にこのまま自治体のサイトを作っていて良いのか?」と思ったこともりました。

そのときに会社の先輩が出張先で一緒に飲んだときに、
「自治体のサイトに携われる喜びをもっとみんな感じるべきだ!こんなにセキュリティが強いサイト自治体サイト以外で作る機会はきっとない!ページ数もこんなに多いサイトはない!だからこんな経験できるということを幸せに思った方がいい!」
と熱弁してくださったのです。

そのときは入社して間もなかったので「はぁ…そうなんですね〜」くらいのテンションだったのですが(失礼)
今になってその上司の言葉の意味が分かりました。
今日ご紹介した自治体サイトのディレクターになって良かったことは上司が気づかせてくれたようなものですね^^感謝です!

今後Webディレクターに転職を考えている方はぜひ自治体サイト専門もWebディレクターも検討してみてください!

 



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